2023年7月1日に「令和5年度フードサイクルプロジェクト」の中間交流会を開催しました。
家庭の生ごみで堆肥づくりを実践している参加モニターの皆さんで、楽しいことや良かったこと、この取組みを継続・発展するためにどうすべきかなどをテーマに活発な意見交換をしていただきました。多くの方が生ごみを減らせることに喜びを感じているようでした。また、もっと市民や農家に広めていくべきなどのご意見もいただきました。

今回の交流会では、昨年度の参加モニターの堆肥を使って栽培したじゃがいもを販売しました。生ごみの堆肥を使って栽培したじゃやがいもの収穫量は、通常使う肥料と比較して1.4倍も多くなりました。これにはご協力いただいた農家様も驚かれ、今後も生ごみの堆肥を利用することに大きな期待をかけてくれています。昨年7月にプロジェクトをスタートして、初めて野菜を販売することができました。家庭の生ごみで堆肥をつくり、その堆肥を利用して野菜を育て消費する、そしてまた生ごみを堆肥にしていくという「フードサイクル」がついに実現しました。次に育てる野菜の収穫も楽しみです。

WOOMSでは、ごみのない世界「BeyondWaste」に向け、このような地域社会や様々な共創パートナーと連携した取組みを今後も継続していきます。